Volvo V60 MY2019 Momentum(ZB420)購入記〜防衛編〜からの続き
MITSUBISHI ECLIPSE Cross再チェック
さて、決戦の土曜日である。
まずはMTISBISHIのディーラーへ向かう。
ディーラーマンはノリノリである。
そりゃそうだ。「一通り見て気に入ったらまた来てください。」って言ってまた来たんだもの。購買意欲は高いと判断するのは無理もなかろう。
そして半分は当たっている。
「この車は同じ車格の中では室内は一番広いんですよ。リアガラスも広げて後方が見やすくなってます。」
ディーラーマンは喋り続けるが、こちらは目的がはっきりしているのだ。大事なのはリアシートバックを倒した時のラゲッジルームの居住性だ。
リアシートバックを倒してみる。
やや段差がある。「まぁだいたいフラットですよ」とは言えないレベルでは段差がある。しかし決定打にはならないレベル。
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次の瞬間、妻の顔が曇る。
リアシートとラゲッジの間に隙間がある。しかも結構広い。
驚いたがすぐに理由が判った。
リアシートのベンチ全体が前後にスライドするのである。 ECLIPSE Crossの詳細な断面図で解説しよう。

黒がリアシート、青がラゲッジルームになる。
リアシートが緑のレール分だけ前後にスライドできるが、この時、赤い部分に隙間が生まれてしまうのだ。
荷物が多い時には前へスライドすれば積載容量が増えるし、荷物が少ないときや乗車人数が多いときは後ろへスライドすれば後部座席の足元がゆったりする。如何にも日本車らしい配慮だ。
でも、だったらリアシート背面からラゲッジルームへ渡り板をつけるべきであろう。
因みに車中泊をする場合、できるだけフラット且つ広いスペースを作りたいのでリアシートの足元は何かしらで埋めるつもりでいる。
つまり下図のようにリアシートを最大まで後ろに動かし、赤のデッドスペースを無くしたうえで、足元のオレンジ部分を何かしらで埋めればよいのである。

そして、リアシートバックを前に倒せばほぼフラットになるはずだ。
妻は気付いてないようだがアドバイスはしない。
俺には好都合なのだ。
V60の荷室をチェック
落胆の色を隠せない妻とほくそ笑む俺がVolvoのディーラーに到着する。
Volvo V40をわき目にお目当てへ一直線だ。
Volvo V60が鎮座する。
ボタンを押すと電動でシートバックが勢いよく倒れる。相当な重量を伴った音だ。
フロント側が若干高く傾斜がついているが概ねフラットだ。車中泊をしたことはないので、この傾斜がどれだけ不快な要素になるのか判らない。
しかし…広い。
Volvo V60のデザイン故、室内高は低いが奥行き方向はとりあえず広大である。横幅も輸入車のイメージからすると思ってたより広い。
新型のVolvo V60はリアサスペンションにリーフスプリングを採用しているらしい。リーフ型といえば一般的にはバン車両やトラックに用いられるイメージが強い。メリットは荷室を広く取れることだ。
当然、相応のチューニングをしてDセグメントの乗用車として相応の乗り心地になっているのであろう(と思いたい)。
荷室の広さと仕様に妻は納得したようだ。
もう一つ関門がある。隘路の通行だ。
V60試乗
試乗者はVolvo V60 Inscriptionだった。
運転席回りは申し分なし。Volvo V40で唯一のネックだったセンターコンソールもハイカラなタッチパネル主体のSENSUSに替わっている。
ほとんどの操作はこのSENSUSのタッチ操作で行う。壊れた時は大層不便そうだ。
エンジンをかける。
ハッキリ言ってエンジン音はちょっとイケてない。心躍る感じではない。ここはVolvo V40のD4エンジンの方が印象が良い。
しかしながら走り出すともう快適の一言。
繊細な感性も、琴線を打つ言葉も、比較できる車経験も持ち合わせていないのでこれ以上表現のしようがない。
ACCの挙動は非常にスムーズ。BLISは左右後方の死角に車両がいることを教えてくれるし、LKAは積極的にハンドルを操作しレーンキープをアシストしてくれる。
これだよ…俺が次の車に求めていたものは。
懸案の隘路通過は…無事通過。というかVolvo V40やMTISBISHI ECLIPSE Crossよりも簡単だった。
試乗したVolvo V40にはフロントセンサーが無かったが、Volvo V60にはついていた。これにより壁が近くなると警報が鳴り、SENSUS画面に壁までの距離レベルを表示してくれる。
フロントバンパーの先は見えないが、この警報で切り返しタイミングが判る。しかもこのセンサー側面障害物にも反応してくれるので、巻き込み接触も事前に検知できる。これはいい。
ちなみにVolvo V60のミラーtoミラーも計ったのだが、どこにメモったのか判らなくなってしまった。今度改めて測りたい。
要件に照らしてみる。
安定のステーションワゴンである。 ACCは全車速追従でベネ。制御も自然でよかった。全幅は1850mmだが、根拠となる隘路の通過ができるのであれば次の制限は駐車場の全幅であり、これもクリアできる。色は…ちょっと迷い始めた。候補になる色は冒頭のアイキャッチに挙げた4色だ。
ないよりエクステリアデザインが良い。個人的にはマイナス点がつけられない程完璧に仕上がっていると感じる。
これで車種は決定だ。お次は”どんな”Volvo V60を買うのか検討だ。









