Volvo V60 MY2019 Momentumが納車されてから1ヶ月が経った。普通のある月であれば土日の買い物程度にしか車に乗らないが、たまたま片道100Km超のロングドライブもあったのでレビューしてみたい。
操作系

イグニッション
イグニッションからして新しい。ブレーキを踏みながら写真のSTART ENGINGEを時計回りにクリっと捻るとエンジンが掛かる。鍵を差し込んで捻っていた俺には、そもそも鍵を刺さないことと相まって違和感ありまくりだ。が、とりあえずカッコいい。演出は大事だよね。もう一回捻るとエンジンが切れて、自動でパーキングブレーキがかかる。
8速AT
シフトが見切れているが通常のストレートゲートだ。一番上からP→R→N→Dレンジとなっており、Dレンジから左に倒すとマニュアル操作ができる。マニュアル操作は少し試してみたが、あまり使えなそうだった。
前の車(4速AT)にもマニュアル機能が搭載されており、シフトダウンによりエンジンブレーキは結構利用していた。同様にストレートゲートだったので操作感は同じだがVolvo V60は8速ATである。
4速ATと比べるとミッションがクロスしているのだろう。そろそろエンジンブレーキを効かせようかなと思って一つシフトダウンしても全然エンジンブレーキが利かない。驚いてフットブレーキを踏むことになってしまった。もう一度、今度は3速一気にシフトダウンしてみたがこれもダメ。危ないので2回しか試していないが、クロスミッションで効かないのか、シフトチェンジのタイムラグが大きいのか判然としない。今度もう一度試してみたい。
ステアリングフィール
次に感じたのはステアリングが軽い事だ。というか軽すぎる。俺はやや重めがお気に入りだ。ステアリングが軽いと肩に力が入って疲れてしまう。一応車速感応式で速度が速くなると重たくなっていくようだ。
一応Volvo V60ではステアリングの重さを3パターンから選べるようになっているのだが、エンジンを切るたびに設定が戻っている気がする。これも改めて確認してみたい。
走行性能
市街地走行
始めは大きいと思っていた1850mmという全幅も数回運転する中で大分慣れてきた。フロントの見切りもできてきたので大分スムーズな運転ができるようになってきた。
しかしながら駐車はなかなか難しい。シフトをバック(Rレンジ)にするとモニターにリアカメラの映像が映り、ハンドルの回転量に応じた黄色い予測軌跡が出るのだが、実際の感覚とずれがある。結局ドアミラーを見ながらバックしつつ、何かと衝突しないかチェックのためだけにリアカメラの映像を見ている感じ。
個性がでるのがバックの仕方だが、俺は左ミラーで駐車の枠線を、右ミラーで隣の車との距離を測っている。そういった人向けとしては、Rレンジに入れた時にドアミラーを下に向けるか否かを設定することができる。俺は左ミラーだけ下向きにする。移動量が調整できないのでベストポイントよりも下向きになり過ぎるがこれは身長によって意見が異なるだろう。
車幅の影響でうまく駐車できても隣の車との間隔が狭い。こちらは気を付けるにしても、いずれエクボが付くだろうことは覚悟せざるを得ない。

走ってみて気づくことはシートの大きさとBピラーの太さからくる左右後部の死角だ。そしてBLIS™ (ブラインドスポット・インフォメーション・システム)の有効性にも同時に気が付く。もう目視で左右後方を見ることは無い。左右ミラーに移る赤いノーティフィケーションで十分である。
現時点でVolvo V60の主な利用目的は妻の通勤(片道2km)であるが、市街地走行における燃費は8km/l程度である。今時これでいいのだろうか…とも思うがこれまでも車重1.2t程度、排気量2lで平均燃費が10km/lだった。車重1.7t、2lターボ付きで8km/lであればそんなものかなとも思う。
高速走行

これが高速走行になると一変する。ここで活躍するのは全車速追従機能付ACCとパイロット・アシスト(車線維持支援機能)だ。
0km/hからのACCと、走行中のレーンキープをしてくれるパイロット・アシストで、もう感覚としては自動運転に近い。俺が次の車に求めていた機能だ。高速道路の走行は9割がたACC+パイロット・アシストに任せていた。
夕方の中央道上りで慢性的な渋滞に突入したが、期待した通りの効果を発揮した。10km/l以下の低速でタラタラ走る渋滞の列に文句も言わずについて行ってくれる。コレよコレ。楽ちんである。
高速走行中にはACC+パイロット・アシストが効果的だ。とにかく車線をキープしてくれる。高速道路のカーブ程度であれば難なくトレースしてくれる。完璧ではないが十分満足のいく挙動だ。
片道で高速120km一般道20kmの往復280kmを走行する機会があったが、この時の燃費は14.7~9km/lで推移していた。カタログスペックが12.9km/lであることを踏まえると望外の結果である。
因みにパイロット・アシストは一定時間ステアリングから手放していると警告が表示され、それでも手放しだと警告音とともにパイロット・アシスト機能を解除してしまう。上記280km走行中に気を付けているつもりでも2回パイロット・アシストが解除されてしまった。なめて昼寝とか始めると痛い目に合うので気を付けたい。
ACC及びパイロット・アシストについては別で改めてレビューしたい。発展途上らしく色々と突っ込みどころがあるが、非常に期待の持てる機能でもある。
